どらごんJ-POP Mr.Children レビュー

| Mr.Children  (1992〜)


 1992年デビュー、日本屈指の人気を誇る4人組ロックバンド。特に94年〜96年は「ミスチル現象」と呼ばれるほど極大ヒットを量産(96年「名もなき詩」の初動120万枚は現在も日本記録を保持、94年「Tomorrow never knows」は累積280万枚で歴代シングルチャート7位など)。現在も15年以上連続でシングル1位を獲得しており、その人気は20年近く、言葉の意味通り不動のものとなっている。


▼---シングル---▼

 (1992) 君がいた夏
 (1992) 抱きしめたい
 (1993) Replay
 (1993) CROSS ROAD
 (1994) innocent world
 (1994) Tomorrow never knows
 (1994) everybody goes
    -秩序のない現代にドロップキック-
 (1995) 【es】〜Theme of es〜
 (1995) シーソーゲーム
    〜勇敢な恋の歌〜
 (1996) 名もなき詩
 (1996) 花 -Memento Mori-
 (1996) マシンガンをぶっ放せ
 (1997) Everything(It's you)
 (1998) ニシエヒガシエ
 (1999) 終わりなき旅
 (1999) 光の射す方へ
 (1999) I'LL BE
 (2000) 口笛
 (2000) NOT FOUND
---ベスト「1992-1995」「1996-2000」---
 (2001) 優しい歌
 (2001) youthful days
 (2002) 君が好き
 (2002) Any
 (2002) HERO
 (2003) 掌
 (2003) くるみ
 (2004) Sign
 (2005) 四次元 Four Dimensions
     未来
     and I love you
     ランニングハイ
     ヨーイドン
 (2006) 箒星
 (2006) しるし
 (2007) フェイク
 (2007) 旅立ちの唄
 (2008) GIFT
 (2008) HANABI
 (2008) 花の匂い
 (2009) fanfare

  。


▼---アルバム---▼

| EVERYTHING  (1992)


1.ロード・アイ・ミス・ユー
2.Mr.Shining Moon
3.君がいた夏
4.風
〜The wind knows how I feel〜
5.ためいきの日曜日
6.友達のままで
7.CHILDREN'S WORLD

 1992年リリース、ミスチルのメジャーデビュー作。内容的にはミニアルバムですが、一応1stアルバム扱いとのことです。後に「君がいた夏」が1stシングルとしてシングルカットされています。

 メロディー的には、後に彼らが作りまくる神がかった大衆性を持った(=わかりやすい売れ線の)曲という感じではありません。1曲目の「ロード・アイ・ミス・ユー」はどこか垢抜けた感じがしますが、その他はシングル「君がいた夏」を含め、彼らのルーツとなったアーティストへのリスペクトを垣間見れるような、素朴な表現で占められている感じです。ラストの「CHILDREN'S WORLD」が個人的にはもっとも素直でグッドです。
 逆に、アレンジやボーカル、演奏なんかは既に完成の域。確かに若々しいですが、今とそこまでの差はないと思います。

 売れ線を意識して作ったような曲がないので、にわかファンにはおすすめできませんが、そこそこのミスチル好きなら聞いて損はない作品かと思います。

評価 3★★★3
スタイル 静■■□□□激


| KIND OF LOVE  (1992)


1.虹の彼方へ
2.All by myself
3.BLUE
4.抱きしめたい
5.グッバイ・
マイ・グルーミーデイズ
6.Distance
7.車の中でかくれてキスをしよう
8.思春期の夏
〜君との恋が今も牧場に〜
9.星になれたら
10.ティーンエイジ・ドリーム
11.いつの日にか二人で

 何と発売から4年半かけてミリオンセラーとなった、ミスチルの伝説的2ndアルバム。シングルは同時発売だった「抱きしめたい」が収録されていますが、リリース当時はまだまだ無名でした。全盛期にアルバムリリースが少なかったことも、本作のロングヒットの要因だったのではないかと思われます。

 とんでもないロングセラーでミリオンセラーになっているだけあって、大きなヒット曲はないながらも内容はなかなかのものです。特にシングルである「抱きしめたい」は、個人的には彼らの中でも究極を冠する名曲、あとベスト盤への収録やカバーで「星になれたら」も有名どころではないでしょうか。その他のアルバム曲も、ヤバイぐらい名曲だらけか?と聞かれると決してそんなことはないですが、全体的にバランスがよく、メロディーラインも良質で聞きやすいです。個人的には「Distance」が頭一つ抜き出てます。

 2010年現在聞くとさすがに古さを感じる音も多少ありますが、「これがミスチル」という補正で十分賄えます。また、素人臭さとかは残っていないので今のファンでも十分聞けるかと。ベストなどで満足してる人に無理にすすめるほどの神作ではありませんが、ファンなら是非とも聞いておきたい作品です。

評価 6★★★★★★6
スタイル 静■■□□□激


| Versus  (1993)


1.Another Mind
2.メインストリートに行こう
3.and I close to you
4.Replay
5.マーマレード・キッス
6.蜃気楼
7.逃亡者
8.LOVE
9.さよならは夢の中へ
10.my life

 3rdシングル「Replay」を収録したミスチルの3rdアルバム。シングルアルバム通じて、ミスチル初のTOP10入り作品にして、最終的に80万枚以上を売り上げています。この直後に、ミスチル現象とまで呼ばれた大ヒットが始まるため、この作品までを初期3部作と位置づけていいでしょう。

 シングル収録は「Replay」1曲のみ。ビートルズ時代のロックを意識したどことなく古臭いロックが大半を占め(6曲目の「蜃気楼」とかトレースかと思うくらい…)、直後のフィーバー以降の曲とは一線を介しています。また7曲目の「逃亡者」は鈴木がボーカルを取っているという、珍しい曲になっています。

 箸にも棒にもかからない中途半端な曲のオンパレードの中、8曲目の「LOVE」。本作はこの1曲に尽きますね。メロディーの完成度もさることながら、その直な想いを吐露したいという気迫が(ミディアム曲ですが)染み込むように伝わってきます。次点を選ぶならラストの「my life」かな。やわらかなピアノコードが心地よいメロディーナンバーです。この2曲は、シングル「Replay」共々ベスト盤にも収録されていますので、そちらで聞いてもいいかもしれません。

評価 5★★★★★5
スタイル 静■■□□□激


▼---すごい好きな曲---▼

| 抱きしめたい (2ndシングル/1992)

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| LOVE (3rdアルバム「Versus」収録/1993)

  。


| CROSS ROAD (4thシングル/1993)

  。


| innocent world (5thシングル/1994)

  。


| Tomorrow never knows (6thシングル/1994)

  。


| 【es】〜Theme of es〜 (8thシングル/1995)

  。


| シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜 (9thシングル/1995)

  。


| 名もなき詩 (10thシングル/1996)

  。


| 花 -Memento Mori- (11thシングル/1996)

  。


| マシンガンをぶっ放せ (12thシングル/1996)

  。


| 終わりなき旅 (15thシングル/1998)

  。


| 光の射す方へ (16thシングル/1998)

  。


| 口笛 (18thシングル/1999)

  。


| youthful days (21stシングル/2001)

  。


| Any (23rdシングル/2002)

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| HERO (24thシングル/2002)

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|  (25thシングル/2003)

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| 未来 (27thシングル/2005)

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| フェイク (30thシングル/2007)

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| HANABI (33rdシングル/2008)

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