△１．螺旋
○２．ふれて未来を
★３．桜夜風
★４．view
○５．きみがいいなら
△６．ドーシタトースター
○７．君の話
○８．僕の話
○９．種を蒔く人
△10．キミドリ色の世界
△11．えんぴつケシゴム
★12．奏

　　TOP20入りのヒットシングルが収録されてないにも関わらず、初登場2位、50万枚を売り上げた出世作。問答無用の名バラード「奏」や、イントロ聞いてるとワクワクしかしない「ふれて未来を」などのシングル曲を落としどころに、ピアノバラード、ポップス、ミディアムの3種が非常に高いレベルで散りばめられています。楽曲パターンの少なさが素朴さとわかりやすさを引き立てており、聞きやすさバツグン。お荷物になるような曲も見当たらず、いい意味で良シングル曲に引っ張られているのがいいですね。この内容なら全20曲とかでもあっけらかんと聞いてられるでしょう。

評価　８★★★★★★★★８
ｽﾀｲﾙ　静■■□□□激

△１．君に告げる
★２．全力少年
△３．水色のスカート
×４．冬の口笛
△５．フィクション
△６．さみしくとも明日を待つ
○７．キレイだ
△８．かけら ほのか
×９．目が覚めて
○10．飲みに来ないか
★11．雨待ち風

　　初登場1位、50万枚突破の絶頂期作。アルバム曲をたっぷり聞きたいという世間的な期待とは裏腹に、流れを最重要視してる非常に完成度の高いアルバムです。曲数は11曲（内1曲目はオープニング）と少なく、曲単体でも総合すると前作以上とは言いがたいんですが、1曲1曲の緩急が素晴らしく優れていて（ジャンルはもちろん、曲の長さのちりばめ方がすごいと思う）、シメ所も完璧です。多少のパワー不足は感じますが、とても大切にできる作品だと思います。

評価　７★★★★★★★７
ｽﾀｲﾙ　静■■□□□激