どらごんJ-POP YUI レビュー

| YUI  (2005〜)


 福岡ストリート出身、女性シンガーソングライター。高校中退後、オーディションから17歳でデビューし「feel my soul」「Good-bye days」などのヒット曲を持つ。アコギ一本であぐらをかいて歌う姿が印象的。女優として映画の主演を演じたこともある。


▼---シングル---▼

 (2005) feel my soul
 (2005) Tomorrow's way
 (2005) LIFE
 (2006) TOKYO
 (2006) Good-bye days
 (2006) I remember you
 (2007) Rolling star
 (2007) CHE.R.RY
 (2007) My Generation
 (2007) Understand
 (2007) LOVE & TRUTH
 (2008) Namidairo
 (2008) SUMMER SONG
 (2009) again
 (2009) It's all too much
 (2009) Never say die
 (2010) GLORIA
 (2010) to Mother
 (2010) Rain

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▼---アルバム---▼

| FROM ME TO YOU  (2006)


1.Merry-Go-Round
2.feel my soul
3.Ready to love
4.Swing of lie
5.LIFE
6.Blue wind
7.I can't say
8.Simply white
9.Just my way
10.Tomorrow's way
11.I know
12.TOKYO
13.Spiral & Escape

 ヒットとなったデビュー曲「feel my soul」から4thシングル「TOKYO」までを収録したYUIの1stアルバム。「feel my soul」以降は右肩下がりだったため初動は目立ちませんでしが、その後のブレイクもあり、2年以上のロングヒットとなっています。

 内容としては、いっぱしのファンにとって理想的なデビューアルバム、といった感じです。ストリート出身の若い孤独な女の子、というイメージを崩すことがないのはもちろんのこと、地方から出てきたばっかり!という無骨な雰囲気も十分に残してくれていますね。12曲目のシングル「TOKYO」では自らの上京をありのままに、「Blue Wind」では世の中の理不尽と自分の生き方を、「I Know」では世界における自分の立ち位置を…といった風に、10代特有の素直な気持ちをそのまま歌にしている感じです。

 上記の雰囲気も面白いですが、それよりも私的には曲の整調さがすごいと思います。本当にこんな曲をストリートで歌っていたのか!?と思うくらい、整った美しい曲が多いです。10曲目のシングル「Tomorrow’s way」なんか完璧、5曲目「LIFE」もありえないメロディーセンス、アルバム曲なら6曲目「Blue wind」、ラスト「Spiral & Escape」などがいい味出してますね。第一、11曲目の「I Know」がデビュー前の曲というのが、もう天性の素質があったとしか思えないです。

 逆に弱いところは、そこまで大衆的で、覚えやすい曲がないことですかね。1曲でいいので売り出せる曲があればよかったのですが…。

 しかしながら。  少々目立ちにくい作品ではあるものの、内容的にはかなり良いですし、何より若いアーティストの真が詰まった貴重な作品であると思います。おすすめです。


▼---すごい好きな曲---▼

| Tomorrow's way  (2ndシングル/2005)

  スタートダッシュを切ったデビュー作より、むしろ2ndシングルのこの曲がすごいです。切なさの限界突破を目指したような迫り来る高音メロディーと、申し分ない盛り上げ方をしてくれているオーケストラとアコギ、エレキの対比が素晴らしいです。少し休まるところがあったかと思うと、すぐに辛そうなメロディーが次々襲ってきて、ジェットコースターみたい。(2007/01)


| LIFE  (3rdシングル/2005)

  アコギとドラムが“融合”といった感じに絡み合う、初のアップテンポシングル曲。やわらかい所を的確につついて来るメロディーは前作同様すごすぎ…いや、むしろデビューから2作続いた切なさ重視の曲よりも切ないですね。どことない暗さがあり、若い「葛藤」というコトバがとてもよく似合う気がします。メロディーの繋ぎ方も綺麗ながら面白くて、彼女の独自性が出てると思います。(2007/01)


| Good-bye days  (5thシングル/2006)

  アコースティックギターを手にした女性ソロアーティストの曲として、これ以上のものはないと言えるほどの名曲。全体としては緩めのアコースティック曲という分類になるんでしょうが、サビでどどんと声を張り上げ何度も刺してくるところが彼女らしくていいですね。『かっこよくないやさしが側にあるから…』と歌うように、リアルなラブソングとしての切なさがMAXで、「はまる」と言うよりは1回1回大切に聞きたいです。エレキやドラムなどのアレンジが効いてかなり壮大な曲になっていますが、この歌はシンプルなアコギソロスタイルの方が映えると思ってます。(2007/01)


| LOVE & TRUTH  (10thシングル/2007)

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| Namidairo  (11thシングル/2008)

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