どらごんJ-POP 宇多田ヒカル レビュー

| 宇多田ヒカル  (1998〜2010)


 説明不要、日本屈指の女性ミュージシャン。演歌歌手、藤圭子の娘。99年の1stアルバム「First Love」はダントツの日本記録となる850万枚以上を出荷、その後も2ndアルバム「Distance」が初動300万枚という日本記録を叩き出したり、アルバム4作連続年間1位を達成したりしている。07年にも「Flavor Of Life」などが大ヒットするも、10年に活動停止を発表した。

#タイトル
○Another1998Precious
●1st1999First Message
●2nd2001Distance
●3rd2002DEEP RIVER
○ベスト2004Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
○Another2005EXODUS
●4th2006ULTRA BLUE
●5th2008HEART STATION
○Another2009This Is The One
○ベスト2010Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2

太字=シングル曲 赤字=個人的お気に入り  ※ベスト盤は適宜
| ULTRA BLUE  (2006)



1.This Is Love
2.Keep Tryin'
3.BLUE
4.日曜の朝
5.Making Love
6.誰かの願いが叶うころ
7.COLORS
8.One Night Magic
9.海路
10.WINGS
11.Be My Last
12.Eclipse
13.Passion

  ベスト盤のリリース、そしてUTADAとしての全米デビューを経て、実に4年ぶりとなった4thアルバム。直前先行の3シングルに加え、渡米前の大ヒットシングル「誰かの願いが叶うころ」、ベスト盤にも収録された「COLORS」も入っている。

  全体として、完璧な出来のシングル曲と、遊び心がたっぷり詰まったアルバム曲のバランスが非常によく、またその対比が浮き彫りになっていて素晴らしい完成度。特に時期外れながら収録された大ヒット曲、「COLORS」と「誰かの願いが叶うころ」が、"アルバムに収録された大ヒット曲"としてうまく全体のメリハリをつけている。この2曲がなかったら、単にそこそこいい曲が並ぶだけの凡アルバムだったかもしれない。

  とは言え1曲1曲の出来も文句ナシ。超名曲と言える曲は個人的にはないのだが、どの曲も聞きやすいながら面白く、彼女ならではって感じがする良曲揃い。敢えて挙げると「Keep Tryin'」「BLUE」「Passion」あたりが特に好き。いや、どれも優劣つけがたいんだけども。

  最高傑作である前作「Deep river」を超えるかと言われれば厳しいが、彼女はどんどん良くなっていってると思う。これ聴いてると、日本一売れた彼女のデビュー作「First Love」は、本当単なる凡作にしか聞こえない(笑)

評価 8★★★★★★★★8
スタイル 静■■□□□激




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