どらごんJ-POP 加藤ミリヤ レビュー

| 加藤ミリヤ  (2004〜)


 女性ソロシンガーソングライター。16歳でデビューし、その作風、声質からポスト宇多田ヒカルと呼ばれた。08年に2度目の最盛期を迎えることに成功し、「女子高生の憧れ」的な存在になっている。

#タイトル
●1st2005Rose
●2nd2007Diamond Princess
●3rd2008TOKYO STAR
○ベスト2008BEST DESTINY
●4th2009Ring
●5th2010HEAVEN

太字=シングル曲 赤字=個人的お気に入り  ※ベスト盤は適宜
| ROSE (2005)


1.夜空
2.ディア・ロンリーガール
3.Don't stop!
4.Beautiful
5.My life
6.Love me, i love you
7.RIDE wit u
8.永遠の声
9.Never let go
10.I Cry
11.ジョウネツ
12.ROSE
13.STAR
14.ONE DAY〜夜空 Remix〜

  ソニーが担ぎあげたポストMisia宇多田ヒカル倉木麻衣こと加藤ミリヤの1作目。デビュー曲「Never let go」から、UAの大ヒット曲「情熱」をサンプリングしヒットした4thシングル「ジョウネツ」までを収録している。当時17歳の女子高生。

  ポスト宇多田ヒカルと呼ばれただけあって若いながらも歌唱力バツグン、また曲も和製R&Bに統一されているが、宇多田ヒカルとの違いは、1作目から完成度が既にMAXなこと。メロディーもアレンジも聞きやすく整えられて美しく、どの曲取っても粗が見つからない。日本人なら誰でも聞ける素晴らしい仕上がりと言って差し支えないとも。
  だけども…17歳にしてこれでは少々面白みに欠けるというか、宇多田っぽいだけで嫌だなぁ、とちょっと思う。歌詞が非常に特徴的な「ディア・ロンリーガール」、HIP-HOPのサンプリングという手法を取り入れた「夜空」や「ジョウネツ」など、特徴的な曲もあるんだけども、それよりも楽曲の完成度が先に来てしまうので…。

  基本的に欠点がなく、J-POPとしてはおすすめしない理由がない作品ではあるが、宇多田ヒカルを聞いた人にとっては真新しさがほとんどない。和製R&Bの気分じゃないときには手を出さない方がいい。
  個人的には「My life」のメロディーがお気に入り。

評価 6★★★★★★6
スタイル 静■■□□□激




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